クズの本懐 第十話
来る者は拒まず、去る者を追わず。
茜先生の本性。と、いってももうおおよそがこれまでで描かれてきてはいたのだけれど、描かれていなかった部分も見えていました。
彼女が感じ続けていた悦楽。求められること、羨まれること。それしかないのは、それしか知らないから。誰も教えてくれなかったから。彼女の魅力に、誘惑に打ち勝つような相手が現れなかったから。
なのにこのタイミングで、彼女に左右されない相手が出来てきてしまった。それも二人も。
先生の戸惑いは、彼等がこれまでのどのパターンにも当てはまらなかったから。想定外に対する順応性が想像以上に欠如していたから。なぜなら彼女は「それしか」知らなかったから。それ故、彼女はもう言葉も態度も持ち合わせていない。どう反応していいかわからない。結果、彼女は身を委ねるしかない。
麦君はずっと今の関係でもいいんじゃないかと思ってたんじゃないか、って思ってたんだけど、全然でした。それは若さがどうこうということではなく、パーソナルな部分。本当に彼女は本当は子供っぽくて、流されやすいのだとしたら、彼女はこの状況、どう選択するのか。
ここに来て新たな展開でした。このままだともう麦君のターンで終わってしまいそうで、花火ちゃんは「終わった」ことになりかねない(^_^;) 花火ちゃんに再起の道がまだあると信じてます・・・
茜先生の本性。と、いってももうおおよそがこれまでで描かれてきてはいたのだけれど、描かれていなかった部分も見えていました。
彼女が感じ続けていた悦楽。求められること、羨まれること。それしかないのは、それしか知らないから。誰も教えてくれなかったから。彼女の魅力に、誘惑に打ち勝つような相手が現れなかったから。
なのにこのタイミングで、彼女に左右されない相手が出来てきてしまった。それも二人も。
先生の戸惑いは、彼等がこれまでのどのパターンにも当てはまらなかったから。想定外に対する順応性が想像以上に欠如していたから。なぜなら彼女は「それしか」知らなかったから。それ故、彼女はもう言葉も態度も持ち合わせていない。どう反応していいかわからない。結果、彼女は身を委ねるしかない。
麦君はずっと今の関係でもいいんじゃないかと思ってたんじゃないか、って思ってたんだけど、全然でした。それは若さがどうこうということではなく、パーソナルな部分。本当に彼女は本当は子供っぽくて、流されやすいのだとしたら、彼女はこの状況、どう選択するのか。
ここに来て新たな展開でした。このままだともう麦君のターンで終わってしまいそうで、花火ちゃんは「終わった」ことになりかねない(^_^;) 花火ちゃんに再起の道がまだあると信じてます・・・
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