竜とそばかすの姫

守りたいと願う心。



 正直前々作の「バケモノの子」、前作の「未来のミライ」で、細田監督がターゲットとしているユーザー層や、取り組んでいきたいテーマの方向性が、自分とは、自分が望むそれとはもう違うのだな、と感じてしまい今回でラストかな、と思いつつ、いつも通り前情報なしで観てきました。得ていたのは別の映画で流れていた予告のみ。ファンタジー性が強い作品なのかな、程度の先入観でした。

 実際にはある意味サマーウォーズを進化させたような世界でありつつ、「美女と野獣」のようなテイストが組み込まれており、根底は「ネット社会の在り方」「生きる意味の見出し方」そして「本能の優しさ」を感じる作品でした。


 すずちゃんのお母さんが、なぜ見ず知らずの子を、命を賭して助けようと行動したのか。

 幼い頃のすずちゃんはそのことに答えを得ることはありませんでした。もちろんお母さんは初めから命を賭けていたわけじゃない。結果的に最愛の家族を遺して逝ってしまわれただけではあった。けれどすずちゃんとしては、自分を押しのけてまで、掴んだ手を振り解いてまで、向かっていってしまったことに、理解ができていませんでした。

 そのことで彼女は、お母さんと紡いで作り上げ、望まれ喜ばれ、自身も楽しいと感じていた「歌」を失った。
 けれど彼女は地球規模で構築された仮想現実世界「U」と出会い、生き方そのものが変わっていきました。
 彼女の歌声はまさに圧倒的であり、本当に惹かれる楽曲だったことが、この作品が辿り着くべき到達点を、相当押し上げたのではないかと感じました。(もしかしたら彼女の歌声が先だったのかのかな) 映像美の演出は正直、そこまで惹かれるレベルではなかったです。それはさすがにここまでどんな作品を見てきたか、或いは最初にインパクトを受けた作品があったかで、確実に人それぞれ異なるとは思います。(自分にとってはもう一生、シャロン・アップルのインパクトを超える出会いはないと思いますw)


 彼女はそこでディーヴァとなり、多くの人々を魅入ることになっていったのだけれど、起きている現象と、起こそうとしている動機の「規模のギャップ」が、やや現実味を損なう流れには感じました。ベルの歌唱能力以外のそのすべては、悪友?のヒロちゃん一人の手で作り上げられていたように見えてしまったので。


 その後彼女のライブ中、突如と現れた竜の存在が、彼女を変えていき、物語が始まっていきました。

 ベルにはその竜が、皆が抱いているイメージのそれとは違って見えていました。実際、彼女は彼の心の一旦に触れることで、間違いではなかったことを知ることができた。そして彼を助けたいという気持ちが芽生えていた。


 自分にできること、自分と話せる人。自分が手を差しのべられる人。自分が助けようと思い助けられるかもと思う人。自分が守りたいと思う人。それらの範囲は相当に少ない。ある種それは「自分の目に映る人」と同じ。そして見えたからといって自分の手は2本しかない。それくらいに小さく、非力。
 でもその非力な力であっても「自分の目に入る人」なら、手を差しのべられるのなら、せめてその機会が自分に与えられたのなら、その機会は是が非でも失うわけにはいかない。それが彼女の母親が本能で感じていた思いであり、ベルが、すずちゃんが竜に感じた思い。


 彼女は彼に信じてもらうため、自ら自身をネットへさらし、そして彼の信頼を得ることができました。彼女は自分にしかっできないと感じたから、彼女は動き、彼女の周りの人たちも助けになってくれて、無事彼らを救うことができ、また、彼女の歌声を愛してくれていた世界中の人たちも助けになってくれていたことが、最も心揺さぶれる場面でした。



 テーマは非常に重いものと思いました。個を維持する。自分というものを維持する。どうしたいかを模索し、どうしていくかを考える。その生き方そのものは実情、仮想世界「インターネット」上と、現実世界上で、区分けする必要性は徐々になくなってきている。どちらの世界で生きているのは、どちらも変わらない人間なのだから。
 なら、どちらの世界で起きること、生まれるものは平等に扱われるべきである。

 ただ、どちらの世界も同じ摂理である必要はない。

 だから「U」の世界に、実質の法的な機関は設けられていなかったんじゃないかな。そもそも同じである必要性がない。ある種それは現実世界があるから、仮想世界はこうあるべき、という考えであり、現実世界の不自由さを、仮想世界だけでは自由にしたい。その願いで作られているように見えました。秩序は必要かもしれないけれど、制約と制限は必ずしも同じである必要はない。それはつまり、今の現実世界においても、今の制約と制限が少しずつ変わってきていることが、それを証明しているようにも思います。なんの根拠もないけど(苦笑)
 制限することで失われているものの大きさが、あまりにも大きいのだと、少しずつ世界が気づいてきている。そんなことを感じました。


 物語としてはぎりぎりお話に綻びがでないでレベルで、それでも少し欠落しているような、と思える部分は多かったです。映画だとどうしても、ということなので、別段この映画だけが、ってわけじゃないところ。でもそこももしかすると意味はあったのかな。

 結構最初からの違和感は「あのアズの正体は誰なんだ?」という展開。なぜリアルを知りたいと感じる、知りたいと思う風潮になるのだろう、というところ。正直それを知ったところで何が得られるのだろう。「あーあの有名人の方だったんだ」「普通の女子高生だったんだ」と、わかったところで何かそれ以上の情報ってあるんだろか、と。竜の場合は、Uの世界から排除すべきだ、っていうのは理解できたので、正体をさらすことで、アカウント凍結ではなく、現実世界での法的手段を行使ができるように、なのかな、とは思ったけど。ベルが誰なんだ、って疑問、マスコミ以外に、そんなに多くの人が気になるものなのかなぁと。
 あとはベルの歌がどう素晴らしかったのか。感動の言語化は極めて難しいとは思うのだけれど、描くのであれば何かもう少しあってもよかったのかなぁ、と感じました。
 もひとつは竜がなぜあんな暴走?していたのか。抑圧された〜 とは分析されてたけど。自身が制御できてなかったのかな。そもそもなぜ「U」の世界に来たのか。説明されていたかもしれないんだけど、ちょっと理解できてないまま観終わってしまいました。
 けどこれらは作品全体からすると些細な点だったので、全体的には物語として成り立っていたし、すずちゃんが勇気を出して歌を届けたシーン、周りのみんなが励まして一緒に歌ってくれていたシーンは相当に感動的でした。彼女が成そうとしていることは、彼女の母親が遂げていたこと。それが彼女の涙になっていたんじゃないかな。応援上映がもしあったら(あの場面だけw)より震えたかもしれない(笑)


 テーマのある作品はやはり魅力を感じてしまいます。ああ、これは考えるべきことなんだと、気付かされること。「今」からの変わりない延長が、必ずしもそのまま「未来」にはならないのだということ。時にはそれらをすべて超越した、人の心、想いが、他人を、世界を変える可能性があるのだということを知ることができました。

 観ることができて大変よかった作品でした。細田監督作品、次作も楽しみです。


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シン・エヴァンゲリオン劇場版

その最後を、見届けることができました。


 子供頃から普通にTVアニメを見ていたけれど、ちゃんと?アニメには作ってる人がいて、声を当ててる人がいるんだ、
ということを認識してから記憶に一番強いのは「ふしぎの海のナディア」でした。そこで「アニメーション」にハマり。
そこからいろいろ経て、確か1995年4月号の月刊ニュータイプ。そこでその年の秋に始まるアニメ
「新世紀エヴァンゲリオン」という作品を特集していて、且つ表紙にもなっていました。
なぜ春アニメが始まるこの時期に、秋アニメをしかも表紙にするのか。
最初はわからなかったけれど、制作がナディアと同じガイナックスというところで、これはただごとではない。
そこで初めて自分はエヴァを知りました。

 それからはとても放送開始が待ち遠しく、いざ始まると毎週きちんと水曜6時30分にTV前に待機しつつ、
VHSの録画を開始。毎週が本当に絵に描いたような「釘付け」でした笑 OPを1コマ1コマ再生したのは言うまでもありません。
フィルムブックなるものも何回も読んで。サントラも買い、当時の映像販売媒体はVHSとLDのみだったのですが
LDはデッキを持ってなく、それでもLDを選んでw 毎巻買い、付属していた文字ぎっしりなかわら板は、隅からすみまで読み。
(LDは後々にデッキを買いましたw)その後多々取り上げられた書籍も、それまで見たこともないサブカルチャーな雑誌やらムック本やらで
多々読んでました。放送当初はグッズは、他アニメに比べて異常に少なかったことも懐かしいです。

 その後今でいうところの旧劇場版があることがわかり、また楽しみが増えました。ただ最初の、今でいうAirは、
想像を遥かに超える仕上がりで、全然終わらずw その後の「Air/まごころを、君に」で、2つ目のエンディングを迎え
これですべてが終わったのだと。自分としてはここでほぼほぼ、9割以上、
自分にとってのエヴァンゲリオンは良い意味で完結していました。

 そのため、新劇場版は本当にもうクールダウンというか、ただただ「見守る」気持ちしか持てませんでした。
なので多々あった考察もこれといって読むこともなく。
ただまさかそれがよもや約13年もかかるとは思いもよらずw でもそれは同時に正直嬉しくもありました。
エンターテインメントとしては決してあってはならないのだけれど、
「終わらないコンテンツ」であり続けてくれることに嬉しさを感じていました。


 けれど終わりはとうとう訪れてしまった。

 本作を見終えて率直に感じたのは、旧作を旧とではなく、もう1つのエンディングとしつつ、
かつ、本作を"対"として据えていたように見えました。旧は子、新は父を。
 そしてその行き先、ゴールも揺るがなかったこと。シンジ君は「成長」してくれていたこと。
ミサトさんはミサトさんであり続けてくれていたことが、何よりも嬉しかったなぁ。
 もちろんナディアから入っている身としてはここにきて冬月先生が完全にもうガーゴイルとリンクして見えてw
懐かしさと嬉しさでだいぶもう心が溢れましたw

「NEON GENESIS」は、たどり着く可能性のあった1つの物語。けれどシンジ君はそこへ辿り着かず
きちんともう1つの可能性へと到達しました。それは彼が心から望んだ世界だったのかどうか、
それはわからないのだけれど、それでも彼はきちんと笑顔であったこと。それだけで良かったのかもしれないな。

 あまりにも多くのもの、人たちを失った。
 それでも人は人であり続けることを望む限り止まってはいけない。
 乗り越えられない困難はないのだから。


 公開し続けている限り、可能な限り何回も観ていきたいと思います。これまでの3作は1回しか観に行ってないんだけどw
 なぜなら自分がずっと思っていた「これは新劇場版のエヴァだから」という観点を崩してくれたから。TV、旧劇場版、
そして新劇場版。それらすべてをまるっとまとめて、この「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を以って、
監督が成し遂げたエヴァンゲリオンなのだと、感じたからです。ありきたりな言葉で言うところのまさに「集大成」だったから。
 つまりは「望んでいたエヴァンゲリオン」でもあったのかもしれないな。

 成長した彼がこれから歩んでいく世界、人生。いろんな言葉はヒカリさんが代弁してくれていたようにも思います。
彼が今後どうしていくべきか。どうあるべきか。それはつまり、何も大きな変化なんてない、なんてことのない昨日の繰り返し。
彼に小さな、些細でもいい、どうか幸せに過ごしてほしい。そう最後に感じました。


 エヴァを知ってもう25年、6年? 生きていて、このエヴァンゲリオンという作品に出会えて、
本当に最初から真っ向から全力で向き合うことができたことは、正直ちょっと小さな自慢です。
もちろん今じゃエヴァが放送したあとに生まれた人も多く、この作品を知っている人はたくさんいるし、
リアタイの重要性って何なの?ってもあるのだけれど、
あの時代、あの瞬間に、あの姿勢、熱意で、この作品を追いかけ続けられたことは、あの時の人しかできないのは事実で、
そう考えると、「だからなに?」と思われたとしてもw 自慢したくなってしまう自分はいます笑


 本作でエヴァンゲリオンは終わり。正直終わりはこれで3回目だから、寂しくなるかなぁ、とも思ってたけど
いざ見終わるとやはり寂しさが大きい。でもちゃんと見届けることができた喜び、嬉しさの方がちょっとだけ大きいかな。


 本当にありがとうという言葉を、携わっていただいたすべての人に伝えたいです。
 本当にありがとうございました。
 この作品に出会えたことは、本当に自分の人生にとって、最大の喜びです。

ワンダーエッグ・プライオリティ 第2話

まずは気づくこと。


 1話を見て、かなり久しぶりに面白そうな作品と思えた作品でした。もちろん前情報は何もなく、なんなら1話見逃しそうになってました。
 今期は大方1話が終わって2、3話と進んでいるところだけど、今のところこちらが1番好みです。

 とはいえいまいちまだ設定は理解しきれてないところはあるけれど、特に調べようとせずとも、見ていけば自ずと気付けてくるのかなと、勝手に思ってます。果たしてほんとにこのままいって小糸ちゃんと出会えると、本気でアイちゃんは考えているのだろうか、とか。

 今回のトラウマは、新体操部の先生。これといってゲスト側の掘り下げ浅いのも、見ていてみやすいところかな。あとトラウマがなかなかにわかりやすい笑 にしても毎回毎回倒せたとしても、病院にお世話になってしまうというのは、続けられなさそうだけどお母さんはどう思ってるのだろ。引きこもりの少女が突然怪我しているって、確実に何かに巻き込まれていることは察しているとしても… 引きこもりなだけに、強く、いろいろ強制、縛るようなことは避けているのかもなぁ。あの先生も正直ただ献身的に来ているのかどうかちょっと疑わしいと思ってしまうw


 アイちゃんは今回でねいるちゃんというお友達ができました。アイちゃんが引きこもりなのは、小糸ちゃんのことがあってからであって、決してコミュ障を患っているわけではない。だからかねいるちゃんにはそれはそれは積極的に話しかけて、友達にもなろうとして、結果なることができていました。ただどうして友達になろうって思ったのはかは、ちょっとよくわかりませんでした。同じ境遇、っていう理由だけでもまあ、少しでも仲間をと思ったのかもしれないけれど。OP/ED見るとあとお二人は出てきそうで、どんな子か楽しみです、


 南ちゃんの「せんせい、さようなら!」はいいところで、いいフレーズ持ってきたなぁ、と、関心してしまいましたw 彼女はトラウマをトラウマとして捉えようとしない、見ようとしないところが最大の問題になってました。さらっと見た感じだと、自己責任が強いのかとも見えそうだったけど、実際はアイちゃんのいうとおり、ただかまってほしいだけの子。でもアイちゃんのように、第三者がいてくれないと、こういうケースは決して脱すること、というか、気づくことすらできずに、どんどん落ちていって、その落ちているということにすら気づかず麻痺していってしまっているんだろう。ようやく気付いた頃にはもうとっくに手遅れ、と。。


 あと小糸ちゃんを演じる田所さんの印象が、ともよちゃんがよく演じる雰囲気に似てるな、ってちょっと思ってきました。あーいう演技が昔から好きなので、この作品に最初に掴まれたきっかけは小糸ちゃんかな。その後アイちゃんもいいな、世界観がいいな、と、なった次第です。


 ほんとうの理由、ほんとうは何をやらされているのか、というのはとても今の段階では怖いのだけれど、まずはあとお二人?が揃ってからなのかなぁ。次回も楽しみです。


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フルーツバスケット 第14話

「僕は、ママを助けてあげられたのかな・・・」


 紅葉君。彼もまた、重い、とてもあんな小さな体では支えきれるはずのないであろう、過去を、柵を背負っている子。


 母親からしてみれば、それは至極当然の反応なのだろうと、納得せざるを得ないところがあるだけに、余計に辛く、切なく感じてしまう。両極端はあるとしても、恐らく総数的にはきっと・・・。

 だからこそ、紅葉君の強さには、単に心の強さだけではなく、どこか諦めや、母への優しさが十二分に伝わってきます。どんな思い出であったとしても、忘れたくても、すべて背負って、頑張って。頑張って、頑張って、頑張って、頑張り続ければ、

 いつか、そんな思い出に負けない自分になれる。そう信じている。

 そんな過酷な現実を背負って、そこまでして"忘れないこと"を誓えるんだろうか。耐えられることができるんだろうか。すべてを背負ったまま、心から笑えること、笑顔を零すことなんてできるんだろうか。忘れていい思い出なんて一つもないんだ、なんて考えることができるんだろうか。むしろ、そんな想いを強いることは、本当の意味で、彼の人生に於いて必要なんだろうか。

 母親の記憶から、自身の記憶を消すことを、自身のわがままだなんてこと、言えるんだろうか。
 
 嬉しい思い出。楽しい思い出。美しい思い出。感動した思い出。それらは誰であろうとも忘れたくない、できることならずっと胸に留めておきたいと思う。加えて、悲しい思い出、辛い思い出。できることな信じたくない思い出。心がどうにかなってしまうほどの痛い苦しい思い出。それらは願わくば思い出したくない、思い出。

 精一杯の笑顔で、彼は精一杯の言葉で、想いを伝えてくれたけれど、それはあまりにも辛い笑顔にしか見えませんでした。もしも自分だったら、という気持ちがちょっとでも前面に出てしまえば、とてもじゃないけどどう対処していいのかわからなくなるほど。
 すべてを留め、信じて生きていくことなんてできるんだろうか。すべてを超えて、尊い記憶に昇華させること、ってできるんだろうか。


 異性に抱きつかれる、抱きしめられると動物になってしまう。
 これだけを聞いてしまうと、なぜかなんとも楽しげな設定に思えてしまうのだけれど、それが生まれた瞬間からなんだ、となると、実際にイメージすると、確かに、、となってしまう。

 
 思い出を忘れるくらいなら、背負い、持ち続けることを選択した。いつくるかわからない"いつか"を信じた。紅葉君と透ちゃん。二人だけに通じる部分は多く、心が苦しくなるお話でした。



 今回から新たなOP。1回聞いただけではなんともではあるけど、前のままが良かったとは思いました(^^) そのうち慣れてくるかなぁ。


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フルーツバスケット 第3話

「疑うよりは、信じなさい。」


 もうかなり昔の事で、相当記憶欠落してしまってはいるのだけれど、当初この作品はドラマCDから知ったような記憶。その後単行本を買い始め、最初にアニメ化。原作未完なまま始まり、キャストも変更。とはいえ、やはり岡崎さんの歌の印象が強かったり、本そのものの魅力は十分描けていたと思うし、終わり際にはキャストもベストだと思えていました。

 その後数年漫画を読み続け完結。さらにその後13年?の時を経てのアニメ化。原作のラストまで描いてくれるということなので、これほど嬉しいことはありませんでした。
 1話ではさすがにまだキャストの変化にいろいろついていけなかったものの、2話からのOPを経て、これならきっと慣れていけると朧気に思い始めてはいます。正直透ちゃんはほぼ違和感なかったのですが、由希君はもうちょっとかかりそう(>_<) できれば女性に演じてもらいたかったという気持ちはまだ今の時点でも思ってしまっています。


「疑うよりは、信じなさい。」

 透が紡ぐ言葉の、多くはお母さんの言葉。その言葉をそのまま100%受け継いで生きていた彼女の言葉。優しさは、優しさの形は人によって様々。もしかするとそれこそ人の数だけある。それは個人のものだからであり、その人に影響を与えた「他人」にも大きく依存する。当人がどう育てられ、どう声をかけられたのか。そしてどう、「優しさ」に触れてきたか。触れてこなかったか。

そんな不安定、不確か極まりない他人の優しさに対し、透は「わくわくする」と、受け入れていました。受け入れることができていました。

「疑うことは、誰にでもできる簡単なこと。」

 透の母、今日子さんはそう娘に教え、だからこそ透には「信じること。信じてあげること」を教えてくれました。それは必ず 誰かの力になるのだ、と。


 人を、他人を動かせる力。彼女はそれを全くもって無意識(天然w)に持っていて、行使できてしまう。もちろんそれは大きく突然、ってことではなくて、これから少しずつ、少しずつなこと。その一つひとつが、この上なく愛おしく、この上なく心に響いてきます。
 おにぎりの梅干しのお話然り、初めて出会ったあれから十数年経った今の自分にも、この作品は伝わる、この作品の言葉、その他諸々すべて、染み入ってくるって実感できました(^_^;)

 まだしばらくは前回のアニメとかぶる部分はあるにしろ、違和感なく、見ていけそうかも、と思った回でした。次回は次の方ご登場。とても楽しみです。





 

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2019年01月 録画リストメモ(新番のみ)

もう1月終わってしまいそうなところ。。


 これ!ってのが今期はなさそうな気配ではあるものの、面白そうなものはありそうでした。

20191月開始日
23:30BanG Dream! 2nd SeasonAT-X01月03日
21:00ブギーポップは笑わないAT-X01月04日
25:55みにとじAT-X01月05日
24:30上野さんは不器用BS1101月06日
24:30どろろBS1101月07日
22:00私に天使が舞い降りた!AT-X01月08日
24:30エガオノダイカAT-X01月08日
22:00盾の勇者の成り上がりAT-X01月09日
23:30同居人はひざ、時々、頭のうえ。AT-X01月09日
24:30臨死!! 江古田ちゃんAT-X01月09日
24:30ケムリクサBSフジ01月09日
23:00ガーリー・エアフォースAT-X01月10日
24:55約束のネバーランドフジ01月10日
21:30デート・ア・ライブIIIAT-X01月11日
26:00五等分の花嫁BS-TBS01月12日
25:00ドメスティックな彼女BS-TBS01月12日
23:30かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~BS1101月12日
24:00revisions リヴィジョンズBSフジ01月16日
24:45マナリアフレンズBS1101月20日








 類似手法が過去にもあったけど江古田ちゃんは毎回新鮮。バンドリはゲームをやっているので毎回少し感動(^-^) 上野さんはなかなか振り切ってて爽快。わたてんはだいぶ可愛い。可愛いだけで見ていけそう。ネバーランドは真礼さんだけではなく、すみれさんもいらっしゃるのでかなり見ごたえがあります。真礼さんのあの男の子声はかなりわかりませんでした。
 五等分はよくぞ今あのキャストをそろえたなぁ、です(それ以上はあまりw) ドメスティックはこちらも真礼さん。でもむしろ日笠さんに気づけず。個人的には、今期、これまで十分見聞きしてきたキャストさんがわからなかったケースが多かったです。かぐや様はあのパターンがもはや心地よい感じです。書記が今のところいちばんいろいろやばい気がする… EDは最高でした。

 今年は映画も多そうで楽しみです。早速のFateは、それはまああれだけ時間をかければ、という見方もあるかもだけど、それにしたって尋常ではないクオリティには変わらず。来年の春が待ち遠しいです。春にはユーフォ?だったかな。今度は観に行きたいところ。

 今年もほぼ変わらず、TVアニメはみていきたいけど、そろそろもう録画はしなくても、と、思い始めたところ。CSを契約するよりは動画サイトを2,3契約するだけで新作作品はほぼすべて網羅できてしまい、且つ金銭面も大きく減額でき、録画するという作業は省け、ネット環境さえあれば様々なデバイスで、いつでも見れてしまう。今更感は否めませんがw 最速で録画できたとしても最速で見れていない現状だと、、、と、ようやく再考しています。プライムとdアニメ、+α でたぶん足りてしまいそうだなぁ。
 とにかくどっちみちw 今年も見れるだけ見ていきます(^-^)

色づく世界の明日から 最終話

世界の色。自身の色。


 石原さんのお声がとても好きなため、見始めました。きっかけは他にもPAWorksさんってこともあったり、画もとてもきれいで好みでもあったってのも。そして、1話、2話目?あたりでようやくあれ、これって凪の・・・、と、気付くレベル(^^)

 導入もとても魅力的でつかまれ、その後のお話は一見よくある学園生活でありつつ、でもその世界には魔法が世界に馴染んでいて、共存(琥珀ちゃんの魔法をそう呼んでいいのかはちょっと定かではないけどw)している。ただその1点のみ。その1点だけなんだけど、物語の中核でもあることから、そのお話はどれも目新しく見えました。

 キャラもとても魅力的で、どうやらあさぎちゃんがかなり人気?なのかな。瞳美以外で、って問われたら自分もあさぎちゃんかなぁ。あの自然さが魅力でした。一番女の子、ってところが、周りのキャラと比較するとより際立って見えていたのかな。


 瞳美ちゃんがなぜ過去へと送られたのか。明確な理由は告げられずに物語は始まり、目的がわからない中での、それでも生活していかなくてはならなかったという状況は極めて過酷に見えました。彼女をささえる家族がいて、友達がいたからこそ、できたこと。そして瞳美には瞳美の強さが、やはり持ち合わせていたからに思います。決して動じない、っていう性格ではなかったけど、そこはやはり琥珀の血を引いているからなのかなと(^^)

 
 1話1話がとにかくきれいで、見ていて飽きることはなく、最終回はもちろん涙が止まることはなくw あんな王道なお別れなシーンなんか耐えられることはなく。やっぱあさぎちゃんがもういきなり泣いていたのが、あさぎちゃんらしいなあ、とまた泣けてきてしまっていました。

 無事に色が戻り、彼女の過去は未来であり、きちんと出会えていた。いくつもの楽しさと、寂しさはあったけれど、それら全部まとめて「幸せだった」と言える、思えることができた瞳美ちゃん。かけがえのない時間を過ごせたこと。これからの人生に大きく影響していくであろう彼女の未来。またいつかどこかで、そっと見てみたいな、って気持ちが最後に残りました。見ることができて本当に良かった作品でした。


 今期は振り返ると「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「恋は雨上がりのように」は今年のアニメでした。ヴァイオレット・エヴァーガーデンは本当にかつてないほど、自分でもびっくりするほど泣いた作品でした。忘れないだろうなぁ。「恋は雨上がりのように」も 眩しくもきれいな作品で大好きな作品になりました。加えて青ブタかな。これはこの先まだ長い付き合いになっていくような期待もあります。あとは何回見てるかわからないゆるキャン。たぶん今年一番見返した作品だw

 来期も数量的には結構ありそう?なのでまたこれまで出会ったことない作品に、触れていければいいな。あと2日後はもう新年・・・











色づく世界の明日から Blu-ray BOX 1
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2018年10-12月録画リスト

久しぶりに多いと思いきやそうでもなかった。

201810月開始日
08:30HUGっと!プリキュアテレ朝02月04日
09:30ワンピースフジ-
17:30BORUTO-ボルト-テレ東-
22:54おとなの防具屋さんBS1110月14日
23:30アニマエール!AT-X10月07日
19:30あかねさす少女ANIMAX10月01日
24:00転生したらスライムだった件BS1110月01日
26:30走り続けてよかったって。BS1110月08日
24:00DOUBLE DECKER! ダグ&キリルBS1110月02日
22:00俺が好きなのは妹だけど妹じゃないAT-X10月10日
18:25アイカツフレンズ!テレ東04月05日
23:00叛逆性ミリオンアーサーBS1110月25日
23:30ゾンビランドサガBS1110月04日
21:30やがて君になるAT-X10月05日
22:00とある魔術の禁書目録IIIAT-X10月05日
22:45BanG Dream! ガルパ☆ピコAT-X07月06日
25:30ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風BS1110月05日
07:00新幹線変形ロボ シンカリオンTBS01月08日
17:35ラディアンEテレ10月06日
21:00色づく世界の明日からAT-X10月06日
23:30青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないBS1110月06日
24:00ソードアート・オンライン アリシゼーションBS1110月06日
24:30ゴブリンスレイヤーAT-X10月06日
25:00SSSS.GRIDMANBS1110月06日




 青ブタがなかなか見ごたえがありそうでありつつ、BDを予約したのは色づく世界の明日から。昨日の夜遅いニコ生も結構良かったです。映像美はもちろんのこと、やはり石原さんというところが大きいです。今までなかなかこのトーンで主演は少なったんで、見ていてとてもとても楽しく嬉しいのが大きいかなぁ。

 ジョジョは期待を裏切らないクオリティ。グリッドマンがおそらくあのこじんまり感が良くも悪くもなのかな、って、今のところ。やはりこういう作品は敵サイドがもう少し厚くないと、成り立たないのでは、って思ってしまうが、どうなっていくかはまだ楽しみです。

 意外に好みなのはラディアン。花守さんあおちゃん、ってのも良いし、純粋にストーリーにオリジナリティを出すのは難しそうな題材ながら、ユニークな部分が多く、次回が気になる展開です。
 逆に思っていたよりは、、は、ゴブリンさんいもいもかなぁ。いもいもは数年ぶりに作画で盛り上がっててなんか懐かしかったw とあるは主人公の多さにちょっと整理がつかなくなってきたり、SAOはやはり1期しか見てないんで、いろいろ合わなくて、あまり移入はできていない現状・・・。長丁場らしいから気長に見ていきます。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第2話

麻衣さんの姿どんどん多くの人から確認ができなくなっていき、且つ、存在自体が消失しつつありました。忘却ではなく消失。はじめからなかったことに。


 街から離れればまだ知っている人もいるのでは、という咲太君の意見で、麻衣さんはできるだけ遠くへ移動してみることに。しかしそれでも彼女を知る人はどこにもいませんでした・・・
 でもホテルで咲太君が国見君に電話して聞いてみると、彼は麻衣さんのことを覚えていて、さらに双葉さんも。確かに学校では彼女の姿は誰からでも確認できていました。故に、学校と彼女の関係がなにかの鍵ではないのかと、双葉さんは考えてもいた。

 実の母親にでさえもうわからなくなっていた事態を、どう戻していくのか。芸能界に復帰さえすれば、あるいは、とも思っていたけれど、このままだと「あの」桜島麻衣という肩書はもしかしたら何の意味もなくなっていってしまう。とはいえ彼女の実力が変わっているのではないのだとしたら、それはそれである意味「新人」としてデビューできていったりするんだろうか・・・


 回想で出てきた牧之原翔子さんも、不思議ではあったのだけれど、このあとまだなにか関係してくるんだろか。咲太君にとってはかけがえのない方のようだったけど、会えていないし、そもそもその学校に在籍すらしていないと・・・。ある意味存在が消えてしまった、という麻衣さんと状況が似ていたりすのかどうか。
 あと唐突に出てきた奈央ちゃん、古賀朋絵ちゃん。エンディングみるとやはり主役級な位置づけなんだろう、ってのはわかるけど、思いっきり蹴られてたのがちょっと良かったですw

 事態は何も解決どころか、悪化していくばかりなものの、麻衣さんとのデートシーンはいちいち麻衣さんが可愛らしくて魅力的でした。さらさらと咲太君がいなしていくところは、最近な感じがしますが、頼れるところ、びしっと決めなくてはいけない ポイントは心得ている感じです。

 まずは学校に戻ってみてなのかなぁ。次回も楽しみです。




青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2014-09-09
鴨志田 一


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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第1話

観測されなければ、そこにはなにもない。


 秋アニメが続々と。その中でまたライトノベルっぽいタイトルな作品だな、と、思って見始めると意外に、等身?が高い設定で勝手なイメージとは異なっていました。

 意味深な導入。思春期症候群なる、一つの要素を軸に、あたかも能力者のような側面をちりばめつつ、現代にその要素をただ投じただけかのような、リアリティある各キャラの言動は、魅力がありました。

 本当に今の学生たちが、実体験はしていないものの「知った風」になる機会が増えた結果、ある意味どこか達観し、自分を見失うほどの衝撃を受けるようなことはなくなってしまっているのだとしたら、それは達観ではなく、単に感情の欠落でしかない。生きることを考えて生きていることはないとしても、毎日が繰り返しだと捉えていたとしても、そこにはいずれかの感情が備わっていないとならない、はず。

 麻衣先輩がこれからどうやって乗り越えていくのか。咲太君の過去と、日記。花楓ちゃんの可愛さ。いろいろ散りばめられていてこの先が気になる展開、という作品が久しぶりでした。加えて、こんなアイデアの作品にも出会ったことなかったので、嬉しさも。

 瀬戸さんも大好きなので、是非この作品は見ていきたいと思います。









青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 1 (電撃コミックスNEXT)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2016-10-08
七宮 つぐ実


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ハイキュー!! 第9話

エース。


 NHK-BSで再放送中のハイキュー!!。放送当初もほぼ毎回泣いていた頃を思い出し見てみるも、やはりまた泣いてしまう始末でした。なんでこの作品はこんなにも心打つ言葉と演出が噛み合っているのか。不思議なほどに感動してしまいます。

 今回はエース旭さんの復活。一度みんなを裏切ってしまったあの試合から、旭さんはバレーから離れてしまっていた。でも日向や影山に、もっと根底。自分はなぜバレーを、なぜスパイカーを続けてこれたかを思い出すことができた。バレーはもちろんチームでやるスポーツ。突出したスペシャルなプレイヤーがいればそれはそれで強いかも知れない。けれど本気の6人と、スペシャルな一人とでは、決して勝てないスポーツ。

 旭さんにボールを集め、一度はブロックされるもの、西谷が奇跡的なレシーブをして、菅さんがトスを迷っていたその瞬間、旭さんが声を張り上げ、そして渾身のスパイクが決まる一連のシーンは、やはり涙が抑えきれませんでした。スパイクが決まった後の、西谷がちょっとだけ顔を上に向けているワンシーンにすら、感動してしまうほど(^_^;) 


 何よりも好きだから。どんなに辛いことが待っていても、起きるとわかっていても、決してこれは勝てない、ってことがわかっていても、それでも続けられるのは、続けたいと思えるから。やらされて伸びる人ももしかしたらいるかもしれないけど、理想というか、あるべきはやはりやりたいと願い夢持つ人。いかなるどんな場面であっても、そいう人間は強さが、地金が違う。望んで前へ進めるからこそ、だから結果は必ずついてくる。何よりも自分自身が納得のいく結果を得られる。これほどやりがいを感じることはないだろうな。


 こうしてレギュラー全員が揃った烏野。大きな流れであっても、ちゃんと展開し、毎話も1話の中でちゃんとクライマックスが







ハイキュー!! 33 (ジャンプコミックス)
集英社
2018-08-03
古舘 春一


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新幹線変形ロボ シンカリオン 第31話

とうとうきたエヴァ回。


 待ちに待ったエヴァ回。先週の予告から今日まで待ち遠しい日々でした。がっつりカラーが絡んでくれてて、もうコラボの域を超えた何かを見せられた印象です(^_^;)


 ハヤトくんが見た夢?は、まさにもうある意味夢の世界。思いの外委員長の出番が多かったのは、そういえば彼女は三姉妹で、新幹線の名前を冠しているからと思い出させてくれました。しかも姉、妹は初登場! 驚きしかありませんでした。いずれ彼女たちが本編、、映画?に出るとしたら今度は逆にハヤトくんも登場してあげてほしいって思います。

 発進シーンも見事で、ミサトさんが映らなかったのだけがちょっと残念だったけど、シンカリオン化したエヴァ。使徒(合体済w)、爆炎の十字や随所に本編でのシーンオーバーラップしてくれてて。もう映画ではきっと見ることはないんだろうな、って思うシンジの笑顔が眩しくも懐かしくちょっと感動でした。レイとアスカも元気そうで。
 すっかり司令がゲンドウ化していたのもの良かったです。


 長くアニメを見てきているけど、TVアニメでここまでコラボしてきたアニメ作品は記憶にないかな。製作者側の多大なる熱意、情熱を感じ、ただただ嬉しかったです。20年以上経てば、そりゃあリアタイで見ていた人たちが制作に入るのは必然。より一層、こうした繋がりが増えていくといいなと、思います。

 とにかく本当にありがとうと言いたい(^^)





プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン DXS01 シンカリオン E5 はやぶさ
タカラトミー(TAKARA TOMY)
2017-12-28


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音楽少女 第3話

お願いマーガレット


 数年続いているアイドルサクセスストーリーな作品群の一つと思い見始めましたが、少し工夫がされていて、興味がわきました。

 突如現れた新星。でも歌はものすごく上手くなくて、でもダンスは神がかっている。さらに彼女はアイドルに興味があり、劇中内の、既存のアイドルユニットに電撃参入と思いきや、彼女は応援、マネージャーサイドとなりアイドルたちをバックアップする。という、ユニークな導入が良かったです。

 アイドルユニット「音楽少女」。一人ひとりの個性が毎回少しずつ見えてきて、その一面を出していく側が、主人公の山田木はなこちゃん。アイドルが大好きっていう純粋な想いがあるからこそ、ちょっと低迷気味だった音楽少女に変化が起き始めていました。


「世界は音楽で溢れている」


 音楽少女の作曲を一手に担っている熊谷絵里さん。彼女の作曲現場に訪れたはなちゃんと、日陽ちゃん。そこで二人は絵里さんの楽曲には何かが足りないと、つい言葉を漏らしてしまいました。
 そこから絵里さんのこれまでにない苦行が始まりつつ(^_^;) でも彼女をそうさせた本来のきっかけは、はなちゃんの純粋なパワー。その期待に応えなくては、というプロ意識が彼女を若干のスランプ?に導いていました。

 けれどそのスランプから脱するきっかけもやはりはなちゃんでした。さらに彼女の言葉は、音楽が好きなのにその音楽のせいで孤立した生き方を強いられていた日陽ちゃんにも届いた。音楽は世界に溢れている。心の持ち方一つで、世界の音はノイズでしかったり、きらめく音楽で溢れていると捉えることができる。

 二人で楽しそうに音楽を紡ぎ、ハミングしていたシーンは良かったです。何よりも音に楽しさがありました。

 曲一つ作るその大変さ。込めるべき想い。膨大な時間。多くの過程を経てできあがるその曲は文字通り「作品」そのもの。そこには聞いてもらいたいという願いできあがっていました。ぜんぜん売れないかも、とかそんなのは何一つ関係はない。



 この作品、キャストさんが結構はっきりと、新人さんグループと、中堅グループが別れててほどよい配分なところが結構嬉しいと言うか楽しみにしています。互いがどう刺激を受け合い、高まっていくのか。この作品もそうだし、その先にも大きく影響を与える作品になるんじゃないか、って期待しています。
 あとはまあ、3Dじゃないところかな(^_^;) 次はどなたの回か楽しみ。




TVアニメ「音楽少女」エンデイングテーマ『シャイニング・ピース』
キングレコード
2018-08-08
音楽少女


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2018年07月 録画リストメモ(新番のみ)

あっという間に酷暑。


 割とどれも1話、2話くらいまで終わってしまったのだけれど(^_^;) これは、と、目を引いたのは、はねバド!。その他は、

音楽少女
 既視感なシチュエーションと思いきや、すぐには参戦しない主人公。これまでにない視点で、物語を描いてくれたら、面白くなりそう。

少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト
 結構な勢いで今期少し抜けているいる気がします。クオリティそのものが高く、どこらかしら、かしらかしらで、絶対運命黙示録感が、未だに好きなので(^_^;) ちょっと気になってしまう。


 あとはガルパ☆ピコがやたらかわいいのでもうずっと続いてくれて構わないと思ったかなw PAWorksさんのが面白くなってくれることを期待しています。 

20187月開始日
24:00はねバド!AT-X07月01日
23:30ISLANDAT-X07月02日
25:35One RoomAT-X07月02日
26:30ヤマノススメ サードシーズンBS1107月02日
21:00すのはら荘の管理人さんAT-X07月05日
21:30異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術AT-X07月05日
24:55BANANA FISHフジ07月05日
20:30殺戮の天使AT-X07月06日
21:00はるかなレシーブAT-X07月06日
22:45BanG Dream! ガルパ☆ピコAT-X07月06日
22:55One Room セカンドシーズンAT-X07月06日
23:00音楽少女AT-X07月06日
25:30七星のスバルBS-TBS07月07日
24:00プラネット・ウィズBS1107月07日
26:05京都寺町三条のホームズテレ東07月09日
22:00オーバーロードIIIAT-X07月10日
23:00天狼 Sirius the JaegerAT-X07月12日
24:30ハイスコアガールBS1107月13日
23:30ゆらぎ荘の幽奈さんBS-TBS07月14日
24:00ハッピーシュガーライフBS-TBS07月14日
24:30ぐらんぶるBS-TBS07月14日
25:00少女☆歌劇 レヴュー・スタァライトBS-TBS07月14日

はねバド! 第2話

何よりも好きを貫けていたから。



 なぎさちゃんのスランプは、無事コーチのおかげで払拭され、彼女に笑顔が戻りました。彼女の頑張りは、伝わってはいない人は多かったけれど、決してゼロではありませんでした。理子ちゃんもだし、コンビニであった子(名前わからず・・・)、そしてコーチ。ただ背が高いだけ。体格に恵まれただけでスポーツしている人って、正直逆に少ないんじゃないかって思う。それこそ小中学生ならまだしも、高校生でもそれが通じているのは、考えにくい。だからなぎさちゃんの幼少期は、思われていても仕方なかったんじゃないか、って思いました。

 そんな彼女のいわゆる青春シーンを一歩引いて見ていた綾乃ちゃん。ぜんぜん馴染めている感じがしませんでしたが(^_^;) これから徐々に、なんとか辞めずには続けていけそうとは見て取れました。マネージャ自由だったなぁ。さすさすはまた来そう・・・。


 調べはしてないのだけれど、第一に、演出やカメラワークが実に昨今のTVアニメっぽくないなと感じました。躍動溢れる試合シーンに見られるアニメーション。一転、登場人物たちの心の動き、会話シーンでの見事な「静」への切り替え。メリハリが作品全体を締めていて、見ていて大変心地よい作品だなと思いました。さらに演者さんたちの迫力、それに勝るとも劣らない画の力。すべてががっちりハマってる印象です。


 物語もガチめなスポ根で進んで行きそうで、そうなると最近だとハイキューで自分はだいぶやられてたから(^_^;) なんかうまいことやられると泣いてしまうかもしれない・・・ 何よりもアニメーションが良いのがなぁ。


 なぎさちゃん役の島袋美由利さんは今期とても主要なキャラでの登場が多く、一気に来た感じ。パーソナルな一面もどこかで見れるといいな。





はねバド!(1) (アフタヌーンコミックス)
講談社
2014-02-07
濱田浩輔


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2018年04月 録画リストメモ(新番のみ)

もう新年度。


 前期は思っていた以上に最後まで見ていた作品が多く、見応あえありました。で、今期。春はもっとも数量的には多くなるものの、傾向的にどんどん女性向けが増えてきたおかげで、結果、自分の好みの作品はもしかしたら減ってきているのではと思うレベルです(^^)


20184月開始日
24:00ウマ娘 プリティーダービーBS1104月01日
22:00魔法少女 俺AT-X04月02日
26:30宇宙戦艦ティラミスBS1104月02日
25:35キャプテン翼テレ東04月02日
18:25アイカツフレンズ!テレ東04月05日
21:00多田くんは恋をしないAT-X04月05日
23:00こみっくがーるずAT-X04月05日
21:00お前はまだグンマを知らないANIMAX04月06日
21:00ヒナまつりAT-X04月06日
22:30あっくんとカノジョAT-X04月06日
22:45立花館To LieあんぐるAT-X04月06日
17:30僕のヒーローアカデミアTBS04月07日
23:00あまんちゅ!~あどばんす~AT-X04月07日
23:30デビルズラインAT-X04月07日
24:30PERSONA5 the AnimationBS1104月07日
25:00鬼灯の冷徹BS1104月07日
21:00Cutie Honey UniverseAT-X04月08日
24:30食戟のソーマ 餐の皿AT-X04月08日
24:10ピアノの森NHK04月09日
25:00ゴールデンカムイBS1104月09日
24:00Caligula ‐カリギュラ‐AT-X04月10日
23:00ハイスクールD×D HEROAT-X04月10日
24:00ひそねとまそたんBSフジ04月11日
24:00ラストピリオド - 終わりなき螺旋の物語 -BS1104月12日
23:30シュタインズ・ゲート ゼロAT-X04月12日
24:55ヲタクに恋は難しいフジ04月12日
25:00奴隷区 The AnimationBS1104月12日
20:30フルメタル・パニック!Invisible VictoryAT-X04月13日




 一番はシュタインゼーとゼロかな。1話目はいろいろ懐かしく、これからが期待できそうでした。ダルがだいぶもう娘さんにw

 スタッフ的に気になっていたのはひそねとまそたん。序盤、違ったかなぁってなりかけたけどw 後半は結構惹き込まれました。もう2,3話は見て決めます。
 懐かしいといえば、フルメタル・パニック。年始?にちょうど映画をCATVでやっていたので見ていただから割りとついていけました。今回で完結なんだろか。

 キャスト的にはやはりキューティーハニー。絵はもう割り切りが激しく、潔くでした。超科学の力を持っていても、服は破れてしまうのだということを教えてくれた。あとはペルソナ、ウマ娘あたりが気になります(^^)



 

アイカツフレンズ! 第2話

ダイヤモンドフレンズ・ラブミーティア


 早速アイドル科への編入が終わり、あいねちゃん。早速お仕事。といっても、まだまだ裏方からから始まりでした。でもそれも立派なアイカツ。なんせその裏方は、現在のトップフレンズであるダイヤモンドフレンズ。ラブミーティアのライブ! 吸収することしかありませんでした。

 あと前回予告?のときにちらりと出ていたすみれちゃん、こと、ココちゃんもばっちり登場。どうやらスマートフォンに住んでいるナビさんのよう。もうココちゃんもできればアイドルになってしまえばいいくらい可愛らしいキャラでした。そのココちゃんからラブミーティアの基礎知識を勉強することができました。
 カレンちゃんとミライちゃん。ころあずとはっしー♪ どうやら訓練には再びトランポリンが戻ってきた感じ。あかりちゃんが猛特訓したのが懐かしい。
 普通のシーンで、ちょっと唄を口ずさむ。アイカツ!ではほぼできなかったシーンが、これからはちょいちょい見ることができるといいな(^^)

 大きな目標であり、憧れでも在るラブミーティア。でもそれは同時に大きな壁であり、必ずお超えなくてはいけないライバル。見事ならライブパフォーマンスでした。既に何度も見ていたけど、やはり良い。もしかしていつか、ころあずとはっしーのライブがあるのなら、是非見てみたいと確信のライブでした。

 ラストはキラっキラなアイカツハイタッチ。みおちゃんがクール目に見えて全然熱いのがいいな。これからぐっとあいねちゃんの魅力を引き出してくれそうです。


 次回はドレスのお話かな。もうドレスデザインは定番なんだな、、 次回もみおちゃんのビビットが来るのを期待。




TVアニメ/データカードダス『アイカツフレンズ!』OP/EDテーマ「ありがと 大丈夫/Believe it」
ランティス
2018-04-25
湊みお(木戸衣吹),蝶乃舞花(美山加恋),日向エマ(二ノ宮ゆい),神城カレン(田所あずさ),明日香ミライ(大橋彩香)] BEST FRIENDS![友希あいね(松永あかね)


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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第13話

生きて、生きて。


 無事前回からの戦いはぎりぎりのところで事なきを得ました。ヴァイオレットの両腕はかなりな大破ではありましたが、無事そこは機械故か、すぐ修理できてて、またドールとしての仕事も問題なくこなしてくれていました。

 ギルベルト少佐の兄、ディートフリートに連れられて彼等の母と会った場面では、彼女のブローチをみて、彼女と同じことを言ってくれたその母に、ヴァイオレットはとても平静を保てず、彼女が自分と同じように彼のことを愛しているのだということを、気付き涙していました。ヴァイオレットは事、ギルベルトのこととなると、もう全然涙が溢れてくるようになっていたこと、大きかったです。

 そして彼女が書いた初めての手紙。最初はうまく書けなかったのも、書けるようになりました。

 心の中にあり続ける。忘れようとは決してしない。思い出すことでつらい気持ちを繰り返すことになるとしても、それでも忘れることを選ぶことはしない。彼の母のように、ヴァイオレットも、受け入れつつ、そして信じることをやめないことを決めた。そんな手紙だったと思います。

 思い込めて書いたのであれば、その手紙は必ずその相手に伝わる。言葉でこそ伝わること。相手がどういう気持ちでその言葉一つひとつを選び綴ってくれたのか。そう考えを巡らせることができるのも素敵なことだし、ふとした瞬間、机の引き出しから出てくることもあるでしょう。そんなときに意図せず読み返し、あの時のことを思い出すこともあるでしょう。
 まだ見ぬ相手。もう出会えない相手。これから出会うであろう相手。それぞれにそれぞれの思いを込めて残すことができる。手紙の素晴らしさは、もう十分この作品で伝わってきました(^^)

 彼女が「愛してる」を少しでも理解ができたと、自分で言えたこと。何よりも嬉しいことでした。心からヴァイオレット・エヴァーガーデンのことを素敵な人だと思えました。


 とにかく自分がこれまで見てきたどのアニメーション、もしかしたらどの映像作品、といっても過言ではないほどに、この作品ほど涙が流れた作品は過去にありませんでした。ものすごい大きな、衝撃的な場面があったわけでは決してないのだけれど、それでも個人的には10話のお話がもう忘れられません。今思い返してもちょっとなんであんなに涙が止まらなかったのかと思ってしまうところもあるのだけれど(^_^;) もう一生忘れられないんじゃないかな・・・

 Blu-rayの新規1話に加えて、新シリーズの発表は大変に想定外。あまりに好きになってしまっただけに、この先は逆に、という気持ちが今はまだあるのだけれど、どんな形であれ見てはみたいです。できればヴァイオレットの笑顔をたくさん見れるお話だといいな。

 もちろんこの作品に出会うことが出来て本当に良かったです。来月からはBlu-rayを毎月楽しみにしていき、新シリーズを待ってみます。



 
 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン1 [Blu-ray]
ポニーキャニオン
2018-04-04


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アイカツフレンズ! 第1話

めざせ友達100万人!


 いよいよいろいろな意味で新たなスタートとなったアイカツ! 主役である友希あいねちゃんは、偶然、学園内でも大人気である湊みおちゃんから誘いを受け、一度限りのユニット(フレンズ)を組むところから始まりました。

 アイカツをするのも初めてだったあいねちゃんでしたが、みおちゃんの類まれなるセンスのおかげか、それとも元より素質がったのか。ライブは無事大成功。

 みおちゃんはやはり、と、彼女に確信を持ち、あいねちゃんは多くの人の笑顔に振れられたことで感動し、アイドルの素晴らしさを肌で感じとりました。

 こうして二人の未来が始まりました。


 実にどちらの主役も可愛くて、掴まれました(^^) そして期待で楽しみだったのはLove Me Tear。ころあずとはっしーが担当してくれてて、エンディング曲も。エンディングでも3Dモデルでライブシーンがインサートされるのは初めて?で、オープニングもよかったけど、こっちはこっちで主題歌な感じがとても素晴らしかったです。曲が好きです。もう始まる前から何度もYouTubeで聞いてたから(^^) すみれちゃんがナビのキャラ?だけでも参加してくれてたのも嬉しかったなぁ。後々アイドルとしての役も演じてもらえると尚嬉しいし、是非楽曲も担当してもらいたいです。

 次回はLove Me Tearがメインっぽいのでよりいっそう楽しみです。

 






ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第12話

生き抜くことを。


 もう残り今回をいれて2話。もう決して彼女には戦ってほしくはなかったのだけれど、世界はそうはしてくれませんでした。でも彼女は決して誰も殺さないと決めた。彼女は命令のまま動く人形ではないことを、大佐に証明するかのように生きる選択をしていました。

 ヴァイオレットはとってもとっても強いのだけれど、同じくらいに脆く儚く、その自分の生命に対する思いが低いというか、とにかく何もかもが薄いと感じました。彼女は生きることを望みつつも、いついかなるときだって自身を擲つ覚悟、宿命を、まさにそれこそが目的かのように振る舞ってしまう。そこにものすごい不安を感じます。彼女は少しずつ、彼女の中に刻まれ続けてきた多くの事柄の優先度を少しずつ変えてきて、さらに今までにはなかった感情も少しずつ覚え始めてきてくれていました。今までただただ映っていたものが、どれほど大切なことだったのか。


 もう彼女が得るべきものを得たあとでさえあれば、彼女はそこで全うしたとすれば、或いは・・・、という覚悟を持って見続けていましたが、今回はなんとか凌いでくれました(^_^;) でもまだ続きがある・・・。まだ彼女を見ていられるという点に関しては喜ばしいことなのだけれど、彼女の未来が果たしてどう始まるのか、終わるのか。。ラストがとても不安ですが、最後も楽しみにしています。

 願わくば、彼女の未来をずっと見続け、見届けたいです。
 




ヴァイオレット・エヴァーガーデン1 [Blu-ray]
ポニーキャニオン
2018-04-04


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