バジリスク ~甲賀忍法帖~ 最終話

戦いは、終りました。

最後の決着である弦之介と朧。
とてもシンプルな戦いになるとは思いましたが、
正直、刀を朧に手渡した時点で結末はほぼ見えていました。

最後に結末は伊賀が、と書き示した弦之介。
もうどちらでもよかったのだと思うし、実際戦いにも負けたと、少なからず思っていたのかもなぁ

救いだったのはその後、双方多少なりとも歩み寄り始めたという事実。
彼らの戦いが一体どれほどまで正確に後世に残っていったのかわかりません。
もし服部の方が残してくれたことがきちんと伝わっているとしたら、
その歩みよりは今後ももっと期待できるものとなるだろう。
そうすれば彼らの願いは僅かながらに叶ったと言えるのかな。


ほぼエピローグとも捉えられる最終回。
これ以上ない哀しみと、これ以上ない二人の愛の深さ。
ここまでしなければいけなかったのか、もはや誰が悪いという問題以前の話ではあったけど、
運命だった、という言葉一言で済まされるものでもありませんでした。


二十人二十色の忍法争い。
実際、出てきた忍者たちはどこかで見たことあるような(^_^.)
そんなキャラが多かったのは事実ですが、
その非道さ、哀しみと憎しみの描画はかなり逸していたと思います。

中でも天膳の印象は非常に大きいものとなりました。
あれほど不気味で、かつ周到な悪役はなかなか見られません(^.^)
彼が生き返る度にほんとうに怖かったw


二人は決して最期、幸せになったとは思いません。
けれど仲間を失い、どんどん孤独となっていったその哀しみを胸に生きていくことは
もはや死を凌駕していたのだとも思います。


誰のために生きているか。もうその答えがわかっていた時点で、
その相手がいなくなってしまったら、生きる道をみつけるのはほぼ不可能だと思う。

それほどまで絶対的な存在が一生のうちに、見つかることは
万に一つのことかもしれないけど、二人は確実に出会ってた。
彼らは間違いなく出会うべくして出会った唯一無二の恋人同士でした。

出会った事自体が悲しみの始まりだったのかもしれないけど、
その瞬間から彼らは時間は間違いなく「生きて」いたのだと思います。



見始めたときはここまで見入るとは思えませんでした。ただ戦うだけに見えたので。
かつてない容赦のなさに、魅力を感じていました。ここまで人は情けや容赦を捨てられるのだと。

とにかく毎回が非常に楽しみでしょうがない、そう思えた作品でした。
異常な展開スピードに見えたけど決して物語が壊れていたことはなく、
内容が薄い事もなく、素晴らしくきちんと詰め込まれていたと思います。


ここまでの見てしまうと映画が怖くてしかたがないんですがw
せっかくだから見てみよう。結構ストーリー違いそうだしなぁ

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