ハチミツとクローバーII 最終話

ハチミツとクローバー。

竹本君とはぐちゃんが自転車に乗って話しているところと、
最後の新幹線の中での竹本君の台詞、
どちらも最大にこみ上げてくるものがありました。

この2期の12話。1期での24話。計36話。
実に見ている自分が純粋になれた時間だったな。

悩み抜くこと、恋をするということ、迷うこと。
すべてが次の自分の人生に大きく加えられる。
意味なんて本当にどうでもいいと思う。なくたっていいと思う。
その瞬間に自分がどう感じ、思い、判断したか。
そうしなければならなかったのなら、
例え後悔するとわかっていてもそこに意味があってもなくても、
その瞬間に感じたことで、すべてでいいと思う。

若さとか経験とか国とか言葉とか障害や夢や家族、
何かも通り越して、でも根底に流れているものは生きているということ。
ただそれだけで進める。


竹本君とはぐちゃんが卒業し、お話は終わりを迎えました。
長い年月がこの作品内では流れ、様々な出来事が
時にお腹が痛くなる笑いを、見ていられないほどドラマティックな涙を
なんて声をかけてよいかわからないくらいな哀しみをくれた。
最後にはもちろん、笑顔で「ありがとう」と言える素晴らしい作品でした。


花本先生が選択した道がよかったのか悪かったのか。
今がよければすべていい、なんて考えで選んではない。
それは先生だけじゃなくて、竹本君だってはぐちゃんだって同じでした。
極論、それは誰にもわからない。

終わるべくして終われたこの作品にもはや何もないけれど、
強いて上げるとすれば、ずっと好きだったあゆちゃんかな(^.^)
あゆちゃん以外のみんなにはそれぞれ未来、
近い未来はきちんと見えていました。
まぁ、それも誰に決定づけられるものじゃないのだから、
生きている以上、常に不確かでなければいけないとすると、
全員がただ通過しただけに過ぎないのかな。

そんな中でも、あゆちゃんにだけはもう少し幸せな未来が欲しかったです。
野宮さんが青春モードになってくれたからこそ、
もう少しだけ彼らの先を見たかったです。


逆にもう見られないと思っていた森田兄、
馨さんが立ち直れるところが見れてよかったです。

会社を追われたことによって離散に近かった自分たちがいて、
同じように会社を追われたフロイドさんは逆に家族との絆が深まった。
最初から誰も責める必要なんてなかった。他人も、そして自分も。
光を求める理由。それがわかっただけでも彼らの挑戦は成功したと言えて、
それが亡き父の意に反していたとはいえ、許してもらえるはずだよね。


先生が求めているものは、はぐちゃんから返すものではなく
先生が自分で自分で見つけようとしているもの。

竹本君の、精一杯の最後のその言葉も、きちんとはぐちゃんに伝わっていた。
先生が側にいてくれることには変わりはないけれど、
あくまでその手は、自分のために治さなくてはいけない。
少しでも彼女へのプレッシャーを取り除いてあげる。
それが彼女を置いて決意した、彼の精一杯の言葉でした。

対してはぐちゃんがラスト、竹本君のために
何重にも重なった(^_^;)サンドウィッチを手渡してくれました。
そこにはすべて、四つ葉のクローバーが。

「ありったけの幸せを、貴方に・・・」

竹本君の目に涙が見え始めたところで、一緒に涙ぐんでしまった(^_^;)



実らなかった恋に、意味はあるのか。

意味なんてなくたってあったっていいと思っているけど、
彼のために、彼にだけは「あるよ!」と大声で声をかけたくなりました。

だって彼は恋をしたのだから。
それは二度と変えられない思い出なのだから。
その思い出を、好きになったことを、よかったと思えたのだから。。


幸せは誰にとっても等しくは訪れはしない。
幸せを掴めなかったのなら、また次の幸せを探せばいい。
簡単にはできない、なんてこと百も承知。
でもずっとそこに立ち止まっていることほど、愚かなこともない。

誰のためでもない、自分のためと、自分が好きな人のため。
それ以外に考える必要は本当はないのかもしれない。
一切の障害を乗り越えるだけの覚悟を持ち続ける。
"ただ生きている"人なんて本当はいないんだろうな。

多くの感動がありました。
相変わらず「よかった」としか言えない拙い感想なものの(汗)
見終えることが出来て本当によかったです。



 竹本君役の野島さんもプロだから当たり前といえば当たり前だけど
 素晴らしいものがありました。
 違和感がないほうがおかしいところを、
 たった1話だったにせよ、かなりよかったです。
 DVDでは録り直したりするのかなぁ。
 もしあればそちらも是非見てみたいな。
 なくても完璧といえる最後が見れました。

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この記事へのコメント

2006年09月15日 19:13
はじめまして。いつも楽しく見させてもらってます。
とうとう終わっちゃいましたねー。結末を知っていながら涙ぐんでしまいました。
ところで原作の漫画は読まないんですか?漫画にしかないセリフやエピソードもたくさんあるので時間があったら読んでみてください。アニメとしてだけでなく、「ハチクロ」そのものが好きなら楽しめると思いますよー。最終話では尺が足りなかったのかなくなってましたけど山田さんと野宮さんのエピソードもありますし。
それではこれからもがんばってください。
2006年09月16日 12:42
はじめまして、コメントどもです。
アニメ見て原作(漫画 or ゲーム)という流れを最近かなり多く取っているからこれはアニメで収めようと思いました。でも、

>山田さんと野宮さんのエピソードもありますし。

ここはとても読みたいです(^.^)10巻という数量的にもいろいろ優しいので是非。

恥ずかしい文章でいっぱいでしたが、読んでいただけてありがとうございましたm(__)m

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