僕等がいた 第17話

向かう先はもう決まっているのと同じ。


だんだんと複雑な気持ちになってきた。
もう矢野君にはこの先同情の余地なし!って思っていたのに
彼の本気を見ていると、一途であろうとしている姿勢に、
少しずつだけど動かされるものがありました。

七美ちゃんと竹内君はこの前約束した通り、
矢野君から奈々さんのことを聞こうと集まりました。
けれど矢野君が今日は話す気がないとわかって、途中で竹内君は離脱。
彼はもう自分のためではなくて、七美ちゃんのために来ていたから
あっさりと、少し矢野君をいじめてw 帰りました。

家に帰った竹内君を待っていたのは、
あの晩、彼を羽交い締めにして閉じこめた友達二人。
どうして会えるのか(笑)あまりの気兼ねなさに笑ってしまったw

竹内君と比べて矢野君の方が、と考えていたのは事実だったけど
矢野君のことをちゃんと理解した上での行動でした。
特に坊主頭の方(名前わからんw)の理解力は大きかったなぁ
守るモノがいないとダメだって。

守るものがあると、人間一番しっかりする。

誰もが自分のために人生を生きていることは変わらない事実だけれど
自分のために出せる力と、大切な人のために出せる力は大きく異なるもので、
多くは後者の方が強く大きくなる。それは"想う力"があるからだと思う。
これもまた当たり前なことと言われるともう言葉はないけど(^_^;)
それでも少し砕いて、改めて考えてみるとわかること、気づくことはあって
彼らの年齢、時代では何度でも気づいて良いことだとも思う。


犬で釣る矢野君はもうあざとい、を通り越して必死さが感じられる。
必死なら許していいのか、ってのもあるけどあそこまでがんばってると、
もうちょっとで「がんばれ」と声をかけたくなってしまうところです(^.^)


七美ちゃんが彼に出した条件は絶対。
絶対誰のためかっていうと彼に対するというよりもすべては自分のため。
彼への逃げ道であって、自分への言い訳に過ぎない。
彼が自分のことを好きだとわかっているから、だから試したくなる。
その行為は全く不自然でもなければ意地悪でもないと思う。
信用回復には時として想像を絶する時間を要するときがあるから。
自分だけの計りでは計っちゃいけないこと。


今回は初めて矢野君の家族、過去のこともお話に入ってきました。
思っていたより複雑でした(^_^;) 少しだけ"ありがち"を離れてて
触れられない、触れたくないという気持ちもわかったし
彼の母親はそれこそ相当苦労してしまったんだろうなぁ、と。
一番辛いのはそれが自分自身が選んだ結果だったってことじゃないだろうか。
んー、でもあのお母さんは自分の辛さより、
息子の辛さしか考えてというか頭になかったような気もするな。


どうして 本当に欲しいものはいつも目の前を通り過ぎてゆくのだろう

いて欲しいと望めば離れていき 嫌だといっても繰り返される

いつも期待は裏切られ 幸運は長く続かなく
人生はいつも思い通りにならない

それでも

幸運が 不運に変わることがあるのなら
不運が幸運に 変わることもあるのだろう

そう信じて生きていく

生きて・・・


ラストのシーンは矢野君と竹内君が二人で1つの詩を読むように
自分たちの気持ちを独白しているようでした。
大変そうに見えるし、辛そうにみえるけれど
こういう気持ちって誰もが一度や二度や三度や何度でもw
何度でも形は変えつつ、感じる気持ちであって珍しいものじゃない。

信じられないときには何でもいいから信じられるものを見つけたくなる。
自分の歩いてきた道を振り返ると、"結果的に" 辛い時が多いかもしれない。
思い通りに成ることの方が少ないという現実にふと、気づく瞬間。
これから何度でも味わうことで、どうなるかなんて全然わからなくて
それでも何をしなきゃいけないかって考えると
今は生きていかなくてはならない、そう行き着く時が多いと思う。
それは良くしたい、もっと楽しくありたいという気持ちがなければ続かない。
誰だって幸せになれるものならなりたいと思うから生きられる。

また作品とかけ離れた感想になってるけどw
こういうストレートなメッセージや想いは好き。



前回を見てからというもの、
もうかなりこの作品からは離れるだろうなって思ってたんだけどなぁ。
まずいなぁw
中途に終わるってわかっていながら見始めた自分が悪い。
もう漫画本が本棚を溢れて久しいこの頃。本棚買うか・・・。


予告がまた迫真というか最終回?って感じで(^_^;)
次回も知らず知らずと他より最初に見てしまうだろう。。

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