フルーツバスケット 22巻

終わりがあれば、始まりがある。

 次巻で最終となるフルバ。「いよいよ来てしまう」というこの気持ちは寂しくもあり、少し感慨深いものもあります。
 この作品も自分はアニメで知って原作コミックを集め出したパターンで、アニメも原作も大好きになりました。律子さんの歌があって、堀江さんが主役の透役を演じられていて、個人的にはCDドラマでのキャスティングも大変望ましいものではあったのですが(^_^;) 大変温かな作品でした。

 原作はアニメが終わったお話の直後くらいに明かされた慊人さんの秘密からが本当のスタート。

 透が夢にまで見た呪いの解放。彼女は彼女から関わりを持とうとした責任と、夾君への気づいた想いを伝えるため、わからない答えに必死で近づこうと努力を重ね続けていました。その過程でどうしても避けて通れなかった慊人さんの存在。彼女は慊人さんの寂しさ、孤独さを僅かなサイン、言葉から捉えることで、今まで誰も触れることのなかった、触れようともしなかった慊人さんの心の奥の奥に触れるまでに至ることができた。
 結果、すべてへの糸口を見つけることとなりました。

 透のいう言葉はどれもが端から見ればキレイゴトであって、たとえ自分だけが不幸になっても、という自己犠牲ではなく、自分を含めてのみんなが倖せになる道を常に探して、作り出すことを諦めませんでした。

 彼らの出会いを明かされると、それは運命であったといえる展開にはなっていました。出会うべくして出会っていたのだと。夾君が透、今日子さんと出会っていた事実。感じていた気持ち。忘れられなかった理由。そして再会。生まれた時から倖せになることを誰からも認められなかった彼にとって、彼女の存在はあまりに自分とかけ離れたものであり、だからこそ全くの他人にも関わらず、彼女には倖せになって欲しいと願っていた。会うことも、話すことはなく、ただ願っていました。


 好きという気持ちは、大好きという気持ちは"とっても無敵"

 彼女の彼へ伝えた言葉は彼の言葉でもあり、二人の気持ちでした。


 今回でほぼすべての人たちに一旦ピリオドが打たれました。魚ちゃんと紅野、潑春と依鈴(依鈴がちょー好きw)綾女さんや、由希君と真知にも。あ、もちろん透と夾君も。

 次巻、最終巻では慊人さんにもお話があるようで、楽しみです。楽しみですがやはり寂しいです(^_^;) 是非再アニメ化を・・・。

フルーツバスケット 22 (22)
フルーツバスケット 22 (22)

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