D.C.II S.S. 第10話 「夢の終わり」

そして枯れた桜。


 音姉は全部一人で抱え込んで桜を枯らすことを決めていた。でもできないでいました。どちらが大切か、それは正直明らかだったのだけれど、それを音姉が行うということに対しては、一人ではできなかった。

 義之君は夢の中で、さくらの夢の中でこの初音島の異変、願いを叶える桜。さくらさんの夢。自分の存在を知ることとなりました。
 さくらの寂しさは身勝手なのだけれど、願わずにはいられなかった。その時の流れはあまりに長く、想像しがたいところでした。52年。その間みんな世代を変えて、自分だけが変わらずに一人でいること。それだって結局のところ自分の問題なのだから、最初から最後まで、さくらの勝手な行動だといわれても、何も反論はできなかった。でももう叶えてしまった。いくら泣いたって叶えてしまって、今目の前に唯一の家族である義之君がいる。どうしようもない哀しみと、寂しさを埋めるべく、彼は彼女の前に姿を現してくれていました。

 その勝手な行動で、音姉や由夢ちゃんがどれほど哀しんだか。計り知れません。さくらが夢の中で何度も「ごめんね」といって告白するところ、そして音姉が号泣しながら彼に訴えるシーンはさすがにきました。。物語や演出やらではなくて、ここは純粋に声優さんの力だけで持っていかれたと思います。そこは悔しくも、嬉しいところでした。特に音姉には思うところ多々で、「最終的に」とは括れないもどかしさがあった。でも良かったのは事実でした。
 ラストで音姉は弟君のお願いをきいてしまいました。

そして枯れた桜。


 ちょっと離れてたところでそれを見ていた由夢ちゃん。そう、奇跡はまだ終わらない。夢は終わってしまったけれど、奇跡はまだ終わらない。義之君は確かにここにいた。その事実。初音島のみんなに残っていたのも事実。。


 音姉を探す、ってときなんで街を駆け回っていたのかかなり疑問でしたw まずあの桜の木にいくでしょう?そこしかないしょw と、見ている側は思わざるを得ないところでした。あの時点では義之君は桜の木のことは聞いてないから当然だったかもだけど、何かあったらまずあの桜の木であること。もう何十年も前から決まってんだからw せめて最後に訪れる、っていうほうが自然でした。とすると「いつさくらが出て義之君は知ることができるのか」という問題に直面してしまったのかな(^_^;)


 いよいよもう終わりへと向かっています。ショートのさくらはやはりかわいかったなぁ。ゆかりさんがいてくれてほんと良かったです。

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サクラアマネクセカイ
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