続 夏目友人帳 第四話 「雛、孵る」

寂しさと、哀しさ。


 庭の木に出来ていた鳥の巣。そこで1つだけ孵らない卵。夏目君はちょっとした気まぐれで、その親鳥にも見放されてしまった卵をなんとか孵らせてあげられないかと考えました。ニャンコ先生の力をお借りして(^.^)

 "気まぐれ"とはいってはいたけど、本当は心、気持ちの在り方、持ち方であって、優しさとも捉えられると思いました。

 卵を暖めているニャンコ先生の仕草が、これまたとってもかわいくて、酔っぱらって間違って紙くずを暖めてたところもかなりかわいかったです。


 卵から孵ったのは「辰未」と呼ばれる妖。これもまた実にかわいくて、ちゃんと夏目君を親と認識してくれてて、ニャンコ先生のしっぽは何度も食べかけられてて、かわいかったです。徐々に成長していく姿ももちろん健気でかわいく、お別れがかなり早いとわかっていながら、それでも夏目君は彼女?に対して充分親心を持っていただろうな。

 その卵を見つけたのとほぼ同じ時期に現れた妖が、辰未を狙っているとわかり、とうとう家まで乗り込んできたとき。辰未は本来の姿を露わにして、夏目君を守ってくれました。そして、巣立っていったしまった。


 辰未の背に乗って家に帰るとき、夏目君が辰未に語りかけていたお話は、少し切なかったです。

 本当の親がいないということに、寂しいと感じたことはあまりなくとも、哀しいと感じたことはあった。
 最初から、最期まで独りだったとしたら、その哀しみもなかったんじゃないだろうか。自分には親がいないと知るのは、他人を知ってからだと思うから。でも夏目君はその他人が、徐々に知人、友人になっていったこの街に来てからは、その哀しさも薄れていったと。だからたまちゃんも自分と同じようになるといいな、と思っていました。一度感じてしまった哀しさは決して消えることはないけれど、薄れていくことはある。それにはやはり、出会いが一番じゃないかな。


 正確には親が必要なんじゃなくて、親がしてくれることを、ちゃんとやってくれる人 が、必要。おおよその場合それは結局親になるんだけど、絶対じゃない。代りがいないわけじゃないと思う。逆に親なのに、という哀しさもあるのも事実。。



 いつもニャンコ先生だけでもかわいくて楽しいのに、たまちゃんがまたかわいくて大変でした(^_^;) ほんと、たまちゃんはニャンコ先生を最初に見なくて良かったw

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