鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第22話

彼女の知った真実は重く、哀しみに充ち満ちていました。
彼女には、彼を撃つ権利があった。


 リンとブラッドレイとの戦いの場面はかなり白熱した、躍動が見え伺えた戦闘シーンでとても良かったです。躊躇なくグラトニーを切り捨てるところが、たぶんエドたちにはないものかもしれない。

 ずっと気にして見ていたんだけどグラトニー役、今回のアニメでは白鳥さんが当てていて、かなり意外でちょっと好きになっちゃってます(^_^;) できれば伊佐未勇の方をもっと聞きたいんだけど声質は完全にロイドさん。グラトニーはまだ出番あるので、出てくる度に楽しくなりそうです。ちらっとイシュヴァール人も演じられてたけど(^_^)


 時間稼ぎのためアルはスカーに問いかけをしたのだけれど、結果的に彼の意見に、彼等はまともな反論の言葉を持ち合わせていませんでした。キメラの存在は彼等錬金術師の闇の部分そのもの。
 しかし国家錬金術師は戦争の兵器としてもその役を担っているし、禁忌とはいえ人とのキメラも実在する。さらに神の領域といわれても仕方のない、生命の蘇生にまで手を染めている始末。
 彼等が歩んでこれまで見てきた錬金術師たちの、どこが光の部分なのか。兄弟には答えられませんでした。だからといってスカーの行いを許せることではない。そう、答えるだけで精一杯でした。


 彼との会話中、その場にウィンリィが来てしまい、彼女の親がイシュヴァール人によって殺されたことを、ウィンリィ本人は知ってしまった。
 けれど彼女は引き金を引けませんでした。

 父と母の仇が今の前にいたのに。
 その仇は討つ権利があると答えたのに。
 銃はその手にあったのに。
 涙は止めどなく、流れ続けていたのに。

 エドが彼女に、その手は「人を生かす手だ」、と、彼女の手を握った時、初めて今回この作品が改めてアニメ化してくれて良かったと思いました。それは原作の本の通りではあったのだけれど、アニメーションとしての感動が、見事に加わってくれていたと思います。EDへの入り方もとても良かった。
 彼女が抱えていた晴せない想いを考えてしまうと、思っていた以上に哀しみが大きく感じられて、エドが涙を堪え、彼女にかけた言葉に感動してしまいました。


 次回。二つの戦いの続き。どちらもかなり押されてしまっているけど、果たしてどう作戦は進められるのか。

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