ソ・ラ・ノ・オ・ト 第十話「旅立チ・初雪ノ頃」

音は響く。そして必ず伝わる。


 物語は唐突に転機を迎えました。リオ先輩を決心させたのは、カナタちゃんの心であって、音でした。


 山奥に住むおばあさんのお話を側に、リオ先輩の悩みと迷いが描かれたお話。彼女の出生や、これから何ができるのかがわかって、何をすべきで、どう進んでいくかが定まりました。


 人の幸せは、他人には本当の意味ではわからないもの。どんなに周りから不幸なんだと思われても、本人してみればそれはやせ我慢でも強がりでもなんでもないほどに「幸せ」と感じることも必ずある。

 おばあさんは何も苦ではないと、むしろ幸せなんだだと言って、二人の前から去っていきました。待ち続けること。待ち焦がれることを、彼女は楽しみにしていた。ずっと、ずーっと。。


 リオ先輩とカナタちゃんが散歩をしていたところ。行き着いた場所が、「行き止まり」なんだと、リオ先輩が話していたところも、大変伝わる場面でした。迷うことや、やみくもにでも歩いて、それで行き止まりになったって何が悪いことなのか。存分に迷い、行き止まりだと思ったら戻ればいいだけのこと。そうしなければ見えないものもあるし、もしかしたら出会えなかった人だっていたかもしれない。何が一番良いかなんて、本人にだって決して容易に計れるものじゃないのなら、せめて後悔はしたくないと思うのなら、素直に自分が思った道をあるけばいい。


 リオ先輩は第1121小隊を去り、カナタちゃんは彼女からトランペットを譲り受けました。最後に街全体に響いたアメイジング・グレイスが、また心に残る音色でした・・・。

 ストーリー自体もとても好みなだけに、この短い時間でのまとめは残念でした。もう少しゆっくりと彼女たちの移り変わり、心の変化や、成長を見たかったです。でも今回だけでも、充分描きたい内容は描けていた方だと思ったのも事実でした。結構端的な印象も強かったけれど、何が描きたいのかは、伝わってきました。描けていたかは、また別な観点なんだけど(^_^;) 雪の中二人が走っていたシーンの演出とかも好きなタイプでした。。


 もうあとたった2話。物足りないことこの上なしです。キャストさんの演技力もとてもとても良いだけに、もっと見たいって思いました。きっと終わりもまた唐突な感じにナル気はするけど、残りも楽しみにしています。

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    Excerpt: みんなでパーツをさがす。クレハが焚き火をしてるとリオがやってくる。芋を焼いてた。そして、カナタがラッパ吹く。うまくなってた。そして、山に住んでるババさまは咳き込んでた。... Weblog: ぺろぺろキャンディー racked: 2010-05-21 21:17