機動戦士ガンダムUC episode4「重力の井戸の底で」

導きたいと願う未来に、哀しみは繰り返すしかなかった。
確かにその瞬間、遺志は継がれていました。


 バナージが悩み苦しみ出せないでいた答え。その答えはやはりまだ見えて来ませんでした。

 滅び行く地球の運命は、人の手によってその速度を加速していた。人もまたその地球、自然の産物であると捉えるのであれば、その運命は自然の摂理であり、人の手による崩壊は、自然の導きであるといえる。
 人を生んだのは、地球であるという事実。その事実を、運命を、在るべきして在り、起こりうるべくして起こったのだとしたら。そこで生まれ消えゆく多くの命に意味なんて見いだせるわけがない。

 いつかすべての人が解り合い、一つの想いに繋がる日がくる。哀しみを乗り越え、新たなる哀しみを生まないために戦い、人は生きている。けれど現実はその理想には程遠く、歩みは遅く、止まるように遅く。変われないでいました。変わろうとして変われないでいる。変わりたくても、変われないでいる。望んでいないのに、望まない未来しか訪れない。
 哀しみなんて、誰も繰り返したくはないと、誰もが考え望んでいるのに、なぜ繰り返してしまうのか。


 ロニ・ガーベイの戦いは始まりのその時から、既に終わってはいました。目の前で吹き飛んでいく人々の様に、何も感じることはできていなかった。止められることはできませんでした。頭ではわかっていたのに、バナージのいう言葉こそが、求める世界であったとわかっていたのに。彼女を突き動かし、止めどもない渦へと巻き込んでいたのは、紛れもなく「血」でしかなかった。

 その遺志とは。
 その遺志とは本当に復讐なのか。哀しみの繰り返しであり、怨念返しであるその血の繋がりは、本当にそれ以上でも以下でもなかった。理屈や感情ではない。感じることを静止してしまっていた末路でした。
 バナージが望む未来は、大人たちからしてみればまさに「綺麗事」であり、結果的に何も変わらず、何も生まないことだと思い込んでいました。なぜならその証拠は、「この時代」を見れば語るに及ばないから。何もしてこなかったわけじゃないから。

 哀しみを繰り返したくない。
 純粋に願い貫きたいと考えていた彼は、自らの手で引き金を引くことを止めた。たとえ自分が止めたからといって、未来は何も変わらないとわかってはいたはずなのに、自分にはできなかった。
 それは紛れもなく彼の意思そのものであり、感情であり、本能であったと思います。


 戦いは混沌へと飲まれつつありました。それを何とか打破しようとも策する彼の手を、一体誰がとってくれるのか。ガンダムは彼をどこへと導こうとしているのか。
 アニメーションについてはもういいかなw 確実に、万人が見ても万人が求めていたと断言できる"ガンダム"がありました。もう毎回同じ事しか思わいし書けない自分がどうしようもないけど(^_^;) ここまでガンダムを見てきて尚、そう思えることができるこの作品に出会えたことは、一生忘れられないものになりそうです。

 いよいよ残りは2話。最終話はやはり劇場へ行かないとだなぁ(*^_^*)
 



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