絶園のテンペスト 第十一幕「時の娘」
世の理とは即ち、起こるべくして起きる世の出来事すべて。
実に常に、その主たる世界観がファンタジーでありながら、論理的思考が絶対で進んでいるこの作品。辻褄合わせや、ご都合的な展開を見事逆手に取った、素晴らしくユニークな展開で毎週かなり楽しみに見ています。
なんせ登場人物のほぼすべてが、「思考」優先であり、理論が証明されてしまえばそれがたとえ机上の推論であろうとも、納得してしまう。論破することができてしまう。だからこそ読み合いが深く、且つ、「勢いでどうにか」っていう、昨今の少し安直な流れにはならない。そこに一番の面白さを感じています。
嘆かわしきは、この原作作品がまだ未完であることと、場の空気をすべて台無しにしてしまっているといって、断言してもいいEDくらいです。ほんとひどいよ。。
時間を超えて会話していた吉野君たちと葉風ちゃん。あ、葉風ちゃんを演じているのが沢城さんというところもやはり、非情に大きなポイントだろうな。ベストキャスティング(*^_^*)
3人は時間の壁に一度は絶望しかけたのだけれど、吉野君は土壇場に持ちこたえ、真実へとたどり着きました。
「あまりにも都合がよすぎる」
しきりに左門が叫んでいたけれど、それはそのはず。世の理の加護を受けている、最強の魔法使いである葉風ちゃんなのだから、彼女の都合で世の中が回っているのだから、都合がよくてむしろ当たり前といったほうが自然。その発想はとても盲点であり、正直文字通り最強。にも関わらず、左門も負けずと頭をめぐらした結果、彼女を大いに苦しめることとなり、そこにあり得ないと思われていた「対立」が生まれ、物語は成り立っていました。あれほどの最強キャラがいては言わば反則w 戦うことすらままならないところなのに、それが見事なバランスを保ちつつ、今回まで話しが進められていたのが、素晴らしい展開だったと思うな。
始まりの姫君。そして絶園の姫君。
愛花ちゃんを殺害した人物はいなかった。魔法の網にかからない、それが即ち魔法使いの一族だという証明から、ここまで追ってきた。でもそれが覆ってしまった。しかしここにきてもう一人、候補がいることに、葉風ちゃんは行き着いた。それが絶園の姫君、絶園の魔法使い。
いよいよ葉風ちゃんが帰還する。けれど愛花ちゃん殺害の犯人は見つけられるのか。それが成さなければやはり世界は滅んでしまう。。どんな札が出てくるのか楽しみです。
実に常に、その主たる世界観がファンタジーでありながら、論理的思考が絶対で進んでいるこの作品。辻褄合わせや、ご都合的な展開を見事逆手に取った、素晴らしくユニークな展開で毎週かなり楽しみに見ています。
なんせ登場人物のほぼすべてが、「思考」優先であり、理論が証明されてしまえばそれがたとえ机上の推論であろうとも、納得してしまう。論破することができてしまう。だからこそ読み合いが深く、且つ、「勢いでどうにか」っていう、昨今の少し安直な流れにはならない。そこに一番の面白さを感じています。
嘆かわしきは、この原作作品がまだ未完であることと、場の空気をすべて台無しにしてしまっているといって、断言してもいいEDくらいです。ほんとひどいよ。。
時間を超えて会話していた吉野君たちと葉風ちゃん。あ、葉風ちゃんを演じているのが沢城さんというところもやはり、非情に大きなポイントだろうな。ベストキャスティング(*^_^*)
3人は時間の壁に一度は絶望しかけたのだけれど、吉野君は土壇場に持ちこたえ、真実へとたどり着きました。
「あまりにも都合がよすぎる」
しきりに左門が叫んでいたけれど、それはそのはず。世の理の加護を受けている、最強の魔法使いである葉風ちゃんなのだから、彼女の都合で世の中が回っているのだから、都合がよくてむしろ当たり前といったほうが自然。その発想はとても盲点であり、正直文字通り最強。にも関わらず、左門も負けずと頭をめぐらした結果、彼女を大いに苦しめることとなり、そこにあり得ないと思われていた「対立」が生まれ、物語は成り立っていました。あれほどの最強キャラがいては言わば反則w 戦うことすらままならないところなのに、それが見事なバランスを保ちつつ、今回まで話しが進められていたのが、素晴らしい展開だったと思うな。
始まりの姫君。そして絶園の姫君。
愛花ちゃんを殺害した人物はいなかった。魔法の網にかからない、それが即ち魔法使いの一族だという証明から、ここまで追ってきた。でもそれが覆ってしまった。しかしここにきてもう一人、候補がいることに、葉風ちゃんは行き着いた。それが絶園の姫君、絶園の魔法使い。
いよいよ葉風ちゃんが帰還する。けれど愛花ちゃん殺害の犯人は見つけられるのか。それが成さなければやはり世界は滅んでしまう。。どんな札が出てくるのか楽しみです。
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