四月は君の嘘 #08「響け」

音に心を。


 有馬公生に憧れ続けてきた二人のピアニスト。どちらも表面上は憎しみさえ抱いているかのように見えましたが、根底では彼を心の底から憧れの対象、目標としており、原点であり、はじまりでもある。
 追いつき、追い越したいという思いと、追い続けたいという思い。そのどちらもが入り混じり、その上で、これまで自分たちが費やしてきた時間、待たされたいらだちやなんかも入っていました。

 武士君も、絵見ちゃんも、その演奏シーンは思いが具現化されているかのようで、目を奪われ、見入ってしまいました。しかしやはり展開的にも、でしたが、絵見ちゃんの方が上をいっていた。彼女のノリにノッていたその演奏からは、思いが爆発していて、溢れ出ていました。それは音に。それは色に。
 「響け」と、まるで捻るかのように、祈るかのように音へその想いは込められていて、観客はもちろん、公生君にも届いていたように思います。

 彼女が初めて見た公生君。その演奏。それこそが今の公生君が目指している音楽そのもののようにも思います。ある意味「何もなかった」純粋な彼の演奏こそが、今彼に求められている音楽であり、対峙し得なければならない音なのかもしれない。


 二人の演奏の細やかな一つひとつの所作が、実に優雅で繊細で、何よりも美しかったのが、本当に印象的でした。音楽への尊さが作品全体から垣間見ることができました。

 先日(また今更かもだけどw)本作は2クールと知り、俄然たのしみになった作品。悩んだけれどやはりこちらもBlu-ray走ろうかなぁ(^^)


 



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