地獄少女 第22話

はじめちゃんの過去は重いものでした。
でも素直に同情できるかというと、とてもじゃないができなかった。


一目惚れで結婚して、あゆみさんよりも仕事を選び、
つぐみちゃんが生まれてからもそれはひどくなる一方。。

不倫をしてしまったあゆみさんを、
はじめちゃんは「裏切った」と言ってたけれど、
はじめちゃんは彼女を裏切っていないといえたのだろうか。

少なくともあゆみさんはどう思っていただろう、って考えれば、
容易に想像がつくはずだけど。。
はじめちゃんはそうは考えられない人だったんだろうな。


彼女のために、つぐみちゃんのために仕事をすることを当たり前と感じて、
それがもっとも家族を思っての行為だと疑いもしていなかった。
極めて典型的でした。
今の時代にそんな父親はいない、というか世間には通じない気がする。


何が大切なことなのか。
優先度の問題じゃないってことに、気づけないような親は親といえるのか。
仕事をしていかなくては生活できないなんてことは
言われなくても誰もがわかっていること。
そんな当たり前なことに苛立ちを感じたり、偉そうに振る舞う人は
正直その仕事、やり方にもさえ疑問を覚える。
「そうはいっても現実は」という言葉が、聞こえてきそうでした

死ぬほど働いて彼は結局何を得た?


彼はあゆみさんを失って、そこで初めてすべての過ちに気づいた、
と、思ったんだけど、

「憎んでも虚しいだけだ。だから復讐なんか、やっちゃいけないんだ」

この言葉で括られていたのにはやや疑問でした。
これじゃあまるで「自分のこと」しか頭にないみたいで、
つまりあの頃から何も変わっていない、
っていう意味に聞こえなくないもような、、


復讐からは何も解決にはならないかもしれない、虚しいだけかもしれない。
けどこれまでの依頼者はそんなの百も承知、って人が多かったと思う。
それでも抑えられない怒り、憎しみ、哀しみがあったからこそ、
リスクを背負ってまで復讐を果たしてしまった。

そのリスクの大きさを考えると、
人生すべてをその復讐一つと天秤にかけたようなもので、
割に合わないってのはわかるんだけど、
正直あの状況下では当人たちに死後の想像は難しいだろうな。。
今苦しむか。死後、苦しむか。。


まだもう少しあるのかなぁ。
これではじめちゃんのお話が終わりだとするとあまりに弱い気が。。
納得し難いものがある(^_^;)


次回はまた複雑で、
簡単には判断できないような怨みっぽい。
つぐみちゃんの迷いはどう変化に繋がってくるんだろ。

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