僕等がいた 第2話

早まって告白。

たった30分足らずの時間にすごい詰まっているのに、
ぜんぜん早足な感じがしないのが不思議。テンポ、メリハリって大事。


七美ちゃんはつい早まって矢野君に告ってしまいました。
二話目でもう、しかも初めての告白。

「あたし、矢野のこと好きかも。」

けど矢野君は一拍置いた後、「じゃあ付き合う?」と。
"どちらかという"と好きだ、と。
そんなんじゃ例え本気だったとしても冷めざるを得ません(^_^;)
七美ちゃん自身も、それはまだ本心に変わってはなかったから、
そこを見透かされていたようでした。
戸惑いながらOK貰う方がまだ始められる感じがする。


彼が得て出会って失ったものは、
出会ってそこそこの七美ちゃんには、ほんの一握しかわからない。
どんどん彼女は彼を知ろうとしていって、彼もそれに受け応えてくれていた。
彼は訊かれたから答えていた、というところもあったけれど、
彼自ら話しかけてきて、語り出すところも多かった。


まだ彼には失った彼女しか見えていないかも知れない。
でもそれと七美ちゃんが彼を好きなこととはまるで関係はない。


まだ同じ高校一年生なのに、同級生なのに
彼の過去は七美ちゃんにとっては見知らぬ世界で、
もし自分なら?と考えたらとても耐えられないと思ったんだと思う。
だから矢野は強いと感じた。
でも矢野君はそうではない考えで動いていました。

「他人のせいより、自分のせいにする方が楽だからね」

他人に押しつけて任せてしまった方が楽なのも確か。
でも高校生でそうではない考えに行き着いてしまっている矢野君は
それはそれですごいなと思うし、やはり哀しいなとも思う。
決して優しさではない。

とても大切なこと、自分がとても大切だと感じたことを、
誰だって他人に託すのは勇気がいるし失敗しようが何しようが後悔したくない。
なら、自分でやってしまった方が、
背負ってしまった方が楽だと思うときもある。
ずるい、という言葉はその通りだと思いました。


ここまでの僅かな時間、
彼を何度も好きになって何度も嫌いになった七美ちゃん。
でも彼に対しては好き嫌いと他に、
彼がいつの間にかクラスの中心にいるということに憧れてもいた。

そんな彼女の愚痴をこっそり聞いてしまった矢野君は、
その後の七美ちゃんのミスも、かなりかっこよくカバーしてくれました。
あんなキザな台詞で颯爽と問題解決してくれたりしたら惚れるねw


屋上で書き変えてもらった割り当て表を見ながら、
七美ちゃんは思わず涙ぐんでしまいました。

「なんで、そんなに矛盾してるの、矢野・・・」


調子よくて意志薄弱で八方美人で、
責任感ばっか強い割には頼りなくて気弱で小心者で。
見る目ないし、早まって告るし、そのくせすぐ人に頼るし。

つまりお人好しでばかな七美ちゃん。
そんな七美ちゃんを矢野君はそんなに悪いもんじゃないって応えた。
でもどういう意味?って訊いたら、「さぁ」って返ってくる(^_^;)

大事なことだから、いい加減には応えられない。
これも彼の考えで、彼なりの気遣いであって、正直なところでもありました。
わからないことを曖昧な言葉で埋めて会話するより、、
わからないと答えることの方が、いい加減なことではない。
それが大事であればあるほどいい加減に答えたくない。
矛盾がない人なんか、、ね。


この屋上のシーン、相当よかったです。
2話目にしてかなり見入ってしまった・・・。
歌もすごく良くて聴いたことある声な気はするけど、
なんていう人だろうと思ったら、麻生さん!
声優さんとしてはぐっと遡ってりりかの記憶しかございませんが(^_^;)
すごいきれいな歌だったなぁ。監督さんが作詞もしているとは。
この先きっと何度も何度もこの歌を聴いて、何度もぐっと来てしまうんだ。



正当派なピュアなお話の中に、かなり笑えるところが織り込まれていて
今回もあっという間に見終わった感じ。

劇の主役を矢野君にして、その後イライラして
主人公を殺せるシナリオを探してた七美ちゃんがかなり面白かったです。
恨みがここぞとばかり込められている感じがよかったよ。あの後のヒゲも(笑)


七美ちゃん役ののぞみさん。
台詞をとても台詞と思えなくらい自然な感じで聞こえて、極めて良いです。
アニメから入って良かったと思ったり(^_^;)


次回も熱そう。毎回熱くて濃いなこれは。。

"僕等がいた 第2話" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント